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うっとうしい日がつづきます

 海の日を前に梅雨があけた。今年の梅雨はものすごく暑く、夜はクーラーをつけたり消したりで、エコを忘れてしまう日も多かった。いまだに暑さと湿気のためか“何にもやりたくない気分”で、日記もすすまない。
 そんな蒸し暑い夜のこと、子供たちの健診にたずさわっている先生方の会議に出た。子供のむし歯は減ってきている時代なのに、歯の詰め物が多い子供が増えているようだと言っていた。一見何でもない話のようだが、これは深刻な話である。お母さんはやさしく子供に甘いものをあげる。むし歯ができたらすぐ歯医者さんに連れてゆきむし歯を詰めてもらう。幸い、子供たちの治療はお金がかからない。果たしてこれでよいのか。この風潮、大人も同じだから子供にもそうなる。予防を忘れて、“虫歯になれば詰めてもらえば良い思想”が蔓延したら大変なことになるのだ。

 だれでも自分の歯で一生食事を楽しみたいと思っている。途中目標で80歳になったとき自分の歯を20本以上もつように、所謂8020運動であるが、これすら現在では簡単ではない。口の一生、歯の一生がある。むし歯になる。詰めればよいのではなく、この後まだ話はつづく。またむし歯になり穴は大きくなる。そして神経まで行ってかぶせるようになる。かぶせた隙間からむし歯になる。そして歯周炎も起こる。気がつけば歯を一本失う。これですまない。かみ合わせの負担の変化から次の一本がなくなる日も遠くない。そして2本、3本となくなり、現在のむし歯統計の示される悲惨な状況につながっている。

 始めの一歩。達磨さんも転ばないように、最初の一本をむし歯にしないように、絶対に予防すると決心しよう。日本歯科医師会の新キャラクター“よ坊さん”もよろしく。

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