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スマートエイジング

 区の掲示板で見た東北大学の川島隆太教授の認知症予防講演会「脳を知り 脳を鍛える」が気になってしょうがなかった。別に物忘れがひどくなったわけでもないが、知らず知らずに忍び寄る老化・エージングを恐れているのかもしれない。講演会は平日の午後ということで調整が難しかったが、途中退席のつもりで何とかやりくりをつけた。会場に入るとさすがに人気の演者だけに、1階前の方の席はすでに一杯だった。昨年同じ講演会を小ホールで企画したが、800人近い応募で多くの人が聞くことができなかったので、今年は大ホールで開催になったと区長が挨拶で説明していた。

 固有名詞が出てこない、冷蔵庫を開いても何を取りに行ったかつい忘れてしまう、行動・情動の抑制がきかずポロポロ涙がでてしまうなんていろいろな出来事があるが、このような現象は突然病気のように出現するのではなく、20歳をピークに脳の機能が少しずつ落ちてきた結果として現れてくるのだという。この説明には大変納得するし、我々初老年代も恥ずかしいことではないのだと安心する。さらに、講師は“年取ることは素晴らしいことで、アンチエージングよりもスマートエージングを”と、老化に美しさを感じさせてくれた。

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 難しい話であるが、大脳の前頭葉の前脳前野の働きが鍵で、ここを鍛えることにより改善が期待できるし、実際に痴呆の人を治したとも話していた。実際、ゲーム機で行える脳のトレーニングソフトを作り、当時大人気となった。さっそく翌日書店にゆきソフトを買ってきた。スイッチをいれると漫画の川島教授が現われいろいろ話しかけてくれる。今日から毎日トライして、スマートエージングをめざすのだ。

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